R3.6.25更新
埼玉県体操連盟(現埼玉県体操協会)と麗和体操会(現埼玉県立浦和高等学校体操部OB会)で主催した第1回県下体操競技会のプログラムと得点一覧表をご紹介します。この大会は昭和22年11月30日(1947年)、今から74年前に、埼玉県師範学校内に建てられた附属小学校(現埼玉大学附属小学校:現在の県立浦和図書館敷地)内で開催されました。
資料提供者は、埼玉県体操協会参与会の大島斎禮(おおしまよしゆき)氏です。大島氏は、埼玉県立浦和高校から早稲田大学、そして就職した元埼玉銀行(現埼玉りそな銀行)1年目の時の1954年にローマ世界体操競技選手権大会に出場し、団体銀メダルを獲得した日本代表選手の一人です。当時イタリアへの移動はプロペラ飛行機で数か国を経由、約48時間ほどの道のりだったとのこと(現在は約12時間半)。1967年埼玉国体総監督、1999ー2000年日本体操協会副会長、現日本体操協会顧問。
第1回県下体操競技会(1947)
R7.6.17更新
「歴史と思い出」というテーマのもと、戦後の体操にまつわる貴重な記録が、麗和体操会(旧制浦和中学・浦和高校体操部OB会)のホームページにて紹介されています。
掲載されている主な記事は以下のとおりです:
・『第一回国体の想い出』 ― 中49回 柄澤 昭秀 氏
・『昭和22年 第一回埼玉県下体操競技会』
・『私の体操の原点』 ― 高2回 大島 斎礼(おおしま よしゆき)氏
・『終戦当時の浦和高校体操部の思い出』 ― 高2回 大島 斎礼(おおしま よしゆき)氏
・『敗戦の日』 ― 中49回 柄澤 昭秀 氏
・同窓会会報『麗和』(平成22年/第53号)寄稿記事 ― 高12回 中嶋 健二 氏
戦後の混乱期における体操活動や、先人たちの情熱あふれる体験が綴られています。ぜひ御一読ください。
【豆知識】埼玉県立浦和高校(旧制浦和中学・浦和高校)器械体操部:「日本で2番目に長い歴史を持つ体操クラブ、1番目は創部1902年の慶應義塾大学器械体操部(上記HPより)